新世代カルテット
光(フォトン)INTERVIEW
光のように“駆け抜けるジャズ”を繰り広げる新世代カルテット、光(フォトン)。待望の2ndアルバムはタイトルと選曲からアイリッシュ曲カヴァーと思いきや・・・聴いてビックリ。先入観を捨てて、このユニットの“スリル”を楽しむべし。(2007年11月12日
六本木Cool Trainにて)
■木村将之 (b)
個人的には自分でアレンジした「ノクターン」を気に入っています(笑)。メロディはクラシックだけど、後でビートが鳴ってるダンス・ミュージックになってるかと・・・。あと、結構日本産のオリジナル曲「眺め」が妙にアイリッシュっぽいのも不思議で面
白いところです。
■赤迫翔太 (ds)
デビュー当時は出会ったばかりで、お互いのこともよくわかってなかったんですが、最近やっとバンドらしくなってきて、今回がファーストみたいな気持ちの自信作です。とはいえ、昨年の12月の録音なので、今ライヴで演奏している曲とは明らかに違ってますけど・・・それでいいと思うんですね。常に進化していくのが僕らだから!
■伊賀拓郎 (p)
「ノクターン」はショパンのピアノ曲ですが、実はこの4人の中でいちばんクラシックに疎いのが僕なので、特にこだわりなく自由に演奏しています(笑)。ベートーヴェンの「運命」をアレンジしたのも僕で、思いっきりラテンにしてみました。
■白須今 (vn)
アイリッシュといえばフィドル(ヴァイオリン)ですが、特に“ジャンル”としてこの音楽を追究したわけではないので、アイリッシュ曲を素材にフォトンが演奏する面
白さを楽しんでもらえたら嬉しいです。
|