「ワインデイズ」レーベル

----- Magi 2007年2月号より -----
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声のインスト・グループ
XUXU しゅしゅINTERVIEW
ジャズでクラシック革命?

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 今回のXUXUはいつもと違う・・・。異例の“with コントラバス”。
異例の“外部アレンジャー”・・・しかもアレンジャーはあの“光(フォトン)”の伊賀くん。コントラバスが入ったことで何やら、艶めかしくなったりもする。どれも馴染み深いクラシックの有名曲ばかりなのに、時にスウィングしたり、ボッサだったり、ニューミュージック風だったり・・・。ちょっぴり聴きやすくなったけど、やはりXUXUはXUXUなのでした!
(2007年1月9日 渋谷エクセルホテル東急にて)

asuka
●今年は大輪の花を咲かせたいと思います。●伊賀くんのアレンジを受けてXUXUの方でも噛み砕くので、アレンジャーが二人いるような感覚でした。●「星は光りぬ 」のコントラバス・ソロには震えましたね。最初のテイクで一発OKになったんです。絶対失敗できないって思って演奏中は私たちもかなり緊張しました。●今回のアルバムの曲は鼻歌で歌うこともできます(笑)。今までXUXUに抵抗があった方にもお薦めです。窓辺で本でも読みながら、風とかを頬に感じつつゆったりとした気持ちで聴いてみて下さい。

noriko
●映画《アマデウス》を観て、何てお茶目な人だったんだと、モーツァルトが大好きになった私なので、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は彼をびっくりさせるようなつもりで演奏しました。●川本くんとは何度かステージで共演していたんですが、今回、レコーディングの前に彼がXUXUのことをかなり研究してくれていたのが印象的でした。誰よりも私たちをわかってくれていた。●次回はオリジナル曲に挑戦するかもしれません。昨年、実験的に一曲作って日本語の歌詞を付けてみました。歌詞があってもXUXUらしさを出せるようにするのが課題ですね。

yuki
●企画は1年くらい前からありましたが、レコーディングまでは結構時間がかかっています。録るのは一発録りなんですが。●今回コントラバスが入ってもXUXUらしさは揺らぐことがないと感じました。●ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」はかなりの冒険でした。何にでも挑戦するのがXUXUの信条ですが、この曲をライブでやるのはかなり難しそうです・・・でもやるんだろうな(笑)。●まさか自分がテノールの名曲「星は光ぬ 」を歌うとは夢にも思っていませんでした。

yumi
●サティの「ジュ・トゥ・ヴ」は大好きな曲なので、伊賀くんのアレンジの上に、かなり私なりの解釈を加えてしまいました。●今回は、ごく普通 の方に、普通に「いいね」って言ってもらえるアルバムだと思います(笑)。オシャレな雑貨屋さんとかでBGMとして使っていただけたら嬉しいです。スキャットも楽曲ごとに、いろんな国の雰囲気を出したくて工夫しました。ボサノヴァが流れてるな・・・と思って聴いていたら実はXUXUだった、っていうのが理想ですね。


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